IT・物流統合戦略プロジェクトが、マーチャンダイジング・プロセスの革新と物流改革によって商品原価の引き下げを実現するのに対して、ビジネスプロセス改革プロジェクトは、ドラスティックな経費の削減を行なう。
この二つのプロジェクトはエブリデーローコストを実現するための車の両輪の関係にある。
人件費を中心とする大幅な経費①すべての業務のオンライン化、縦割り組織と多重階層の解消②バックオフイス(後方部門)業務の集中化によるコストダウンと品質向上箪驚蕊①グループ|Tマネジメント体制の確立②商品などのコード体系の標準化③グループネットワーク、データウエア8ウスの構築④その他①テストマーケティングの実施と検証②CRMセンター(集中事務センター)構想の策定③ワン・トゥ・ワン・マーケティング削減の決定的なカギとなるのが、ITであることは明らかだ。
IO本体の目標営業利益率5%の達成は、ビジネスプロセス改革プロジェクトの進捗にかかっている。
IOはビジネスプロセスと経費構造の抜本的改革に向けて、2004年2月期から店舗運営、人事、会計などの全社の業務を統括する統合基幹業務システム(ERP)を導入する。
投資額は40億円。
店舗運営業務の削減や決算の迅速化、グループの情報共有化を目指す。
システムが全面稼働する2005年2月期には、人件費を中心に年間一40億円の削減効果が出る。
店舗運営業務は原則としてペーパーレス化しコンピュータによって、128種類ある業務を6分の1の合計20に減らす考えだ。
「WWRE」(ワールドワイド・リテール・エクスチェンジ)は、商品と資材の調達コスト引き下げにおいて極めて重要な役割を果たす。
WWREは、インターネットを使った企業間の電子商取引市場で、この種のものとしては世界最大規模。
設立されたのは2000年4月で、欧米を中心に総合量販店、スーパーマーケット、ディスカウントストア、ドラッグストア、家電専門店、衣料専門店など合計57社がメンバーとなっている。
このうち39社は世界の小売業トップ100社にランキングされている企業だ。
WWREには世界の主要な総合量販店とスーパーマーケットのほとんどが参加している。
アジアからは、「IO」「SB百貨店」そして韓国の「RT」の3社が参加している。
IOからは合計8名がWWREに出向、アメリカに派遣されている。
合計57社のうち会社創立に参加した18社は「ファウンディングメンバー」と呼ばれ、2カ月毎に開かれる、「エグゼクティヴコミティ」に出席する。
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